最近、考えていることがあります。
「“相対的な生き方”と“絶対的な生き方”のどちらが良いのか」
よく分かりづらいと思うので、簡単に言うと、
自分の評価(テストの点・運動神経etc…)を測るときの尺度を、“周囲の人”に置くか、“自分自身”に置くか、ということです。
例えば、テストで75点をとったときを考えます。
“相対的な生き方”をすると、周りの点数が重要です。もし、周りの人がみんな90点以上だと悔しがり、50点以下だと喜ぶでしょう。
逆に“絶対的な生き方”をしている人は、周りの点数を気にすることなく、自分の目標に対しての出来栄えによって喜んだり・悲しんだりするでしょう。
高校時代、私は相対的な生き方をしており、模試が返ってくるときは平均点や偏差値を気にしていました。それによって、自分の中でやる気や満足度があがっていたと思います。
大学受験が終わり、大学生になってみると同じ受験を乗り越えた人だけになるため、自分の評価は相対的に下がると考えていました。その時に、こんな競争がずっと続くのはつまらないと思うようになりました。そして、絶対的な生き方になると決意をしました。
しかし、絶対的な生き方には大きな弱点が存在していました。競争が無いからこその、やる気がおきないということです。どんなに悪い点をとっても、自分の満足度が高ければいいと考えているから、やる気が上がらないのです。
そこで、私は“相対”・“絶対”の両方をとれる生き方を考えながら生きています。
現時点での結論は、“周りの人を尺度にせずに、過去の自分との競争でやる気を出す生き方”です。このようにすると、周囲との競争は発生せずにやる気を出せるのです。
受験や就職面接など周りから評価されるとき、相対的に評価されることばかりです。練習や日常生活で周囲との競争から離れたい人は、生き方を考えてみると自分に合って結論が導くことができるかもしれません。