2017年6月12日月曜日

“coffee”あなたはなんて読む?~AA小泉

こんにちは!
外出時の肌の湿りをうけて、梅雨の気配を感じているAAの小泉です。

突然ですが、皆さん、朝はどう過ごされていますか?
早起きして朝活をされている人、遅刻寸前で慌てて準備をする人
色々な過ごし方があると思います。

私は眠気眼でコーヒーを淹れながら、その日の予定を頭で組み立てています。
コーヒーの粉に湯を注ぐとできるドーム。そのドームに湯をかけると、ドームは崩壊し、中に凝縮されていた香りが広がっていきます。豆から抽出されたほのかな苦みが、脳を覚醒状態に導いてくれます。



さて、皆さんは、“コーヒー”を漢字で書けますか?
見慣れている言葉ですが意外と書けませんよね。
正解は“珈琲”です。
この漢字を音読みしてみると“カヒ”になります。
“コーヒー”と“カヒ”どちらが“coffee”に近いのでしょうか?

歴史を振り返ってみると、コーヒーが日本で最初に飲まれた記録は1804年になります。
その時は、“カウヒイ”と記されていました。となると、“カヒ”の方が近いのでしょうか?

実際のコーヒーの発音記号を見てみると“kˈɔːfi”と “kάfi”の2種類があります。
“kˈɔːfi”がイギリス読み、“kάfi”がアメリカ読みです。
“kˈɔːfi”の“ɔ”は「開いたオー」と呼ばれることがあり、“コーヒー”に近く、
“kάfi”の“ά”は[オ]の発音をするように[ア]と発音するため、“カヒ”よりです。

結果的にどちらも正しいというのが私の見解です。

ここで、皆様に伝えたいことは「外国語を日本語の音で聞くことは難しい」ということです。
日本語の母音が5個に対して、英語の母音はなんと26個あります。
そのため、日本語では対応しきれません。英語のリスニングの難しさはここにありますね。

では、どうやって勉強すればいいのでしょうか?
英語を聞いて単語がわからなかったら、文を見直す。そして、文字と音を繋げる。
僕はこの方法で勉強しました。
  
  ・英語が読まれるときに、自分ので聞きとれない音を見つけたら何度も聞く。
  ・英文と音声を繋げる。
  ・単語を繋げて読まれるところを確認する。

この方法をやると、聞きとれる部分が増えていきました。

英語を英語として認識することがリスニングの近道だ、ということです。

リスニングは、センター試験だけしか使わない人が多いかもしれませんが、大学生や職場でTOEICやTOEFLの試験を受けることがあるかもしれません。その時のために先取りで勉強すると、お得かもしれませんね。

梅雨に入って気が滅入ってしまいがちですが、一日一日を大切に歩んでいきましょう!