校舎のリニューアルが遠い日に感じているAA小泉です。
つい1ヶ月前のことを過去に感じるということは、一日一日の充実度を上げられている証拠なのですかね?
最近、私は教養のある大人を目指しています。知識が豊富な人は、説明が上手であり、表現が美しいので憧れています。
そんな私は、最近読んだ本があります。「語彙力こそが教養である」という本です。大学教授の齋藤隆さんの書いた本です。「声に出して読みたい日本語」なども有名ですよね。
しかし、そもそも語彙力は日常に必要なのでしょうか?
私は、3つの理由から語彙力はあった方が良いと考えています。
(1) 物事をより深く洞察できる
私たちは、同じものを見たとしても考えることは人によって様々です。なぜなら、同じものを見ても考える脳は違うからです。その時、“ヤバい”“スゴイ”しか知らない人と“けたたましい”“清廉”などの語彙まで知っている人とでは、洞察のレベルが変わります。語彙の少ない人は、認識したものを少ないカテゴリーに分類するため、細かい違いに気付きづらいです。一方で、語彙の多い人は多くのカテゴリーに分けられるため、細かい違いに気付き、より深い学びにつながるのです。
(2) 自分の感情を表現できる
“キレる若者”を想像したとき、その若者はどんな言葉を使っているでしょうか?
私には、“ウザい”“ふざけんな”といった言葉を連呼しているイメージがあります。このような“キレる”ことに対し三輪明宏はこんなことを言っています。
すぐキレるのは、
自分の気持ちを表現する
適切な言葉を知らないから。
たくさんの本を読んで言葉を知れば
ストレスは溜まらない。
つまり、語彙力を増やすことによってストレスがなくなり、キレなくなります。
それ以上に、気持ちに整理がついてストレスの解消法が見つかりやすくなっていきます。
(3) 頭がよくみられる
語彙を使いこなしていると、頭がよさそうに見えます。頭良くみられると、一つ一つの言葉に重みや説得力が増えていくので、自分の考えがより伝わりやすくなります。
あとは、シンプルにうれしくないですか?
このように、語彙力を上げると3つのメリットがあります。
現代文で見知らぬ単語に出会った際には、覚えるだけではなく、自分で使いこなしてみてはいかがですか?