最近、マナビスでは学習した内容を、人に説明できるレベルを目指して受講に取り組んでいただきたいと考えています。ただ映像を見たり、テキストを読むといった受動的な学習だけでなく、(もちろんこうした学習も大事だけれど)人に説明したり、系統立てて書き起こすなどの能動的な学習を行うことのできるレベルまで、深く理解できると良いですね。
かく言う自分も、何か新しい知識を得た時には、その知識を整理するために頭の中で誰かに説明するシミュレーションをすることがあります。そうすると自分の中でどこがわかっていて、どの部分の知識が足りないのかがわかったりします。この方法なら、帰り道や寝る前など書くものが無いときなどにもできるのでオススメです。
また、この方法は勉強などが煮詰まったときにも有効です。
みなさんは、質問したいことを先生に話していたら、勝手に解決してしまった、という経験はありませんか?これは解決したい事柄を言葉にして説明するうちに、論点が整理されて解決されてしまった例と言えます。
このように問題を解いていて詰まった時にはすぐに質問するのではなく、自問自答することが大切だったりします。ちなみにプログラミングの世界では、このように人や物に話すことによる問題の解決法を「告白デバッグ」とか「ラバーダックデバッグ」と呼ぶそうです。
というわけで今回は、「まずは自分で解説することを試みよう」という話でした!
最後までお読みいただきありがとうございました!